大関豪栄道が引退へ＝歴代１０位の在位３３場所―大相撲

大相撲の西大関豪栄道（３３）＝本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋＝が、現役引退の意向を日本相撲協会に伝えたことが２７日に分かった。芝田山広報部長（元横綱大乃国）が明らかにした。豪栄道はかど番だった初場所で負け越し、来場所の関脇転落が決まっていた。大関在位３３場所は歴代１０位。今後は部屋付き親方として後進の指導に当たる見通し。

豪栄道は埼玉栄高時代に高校横綱となり、２００５年初場所初土俵。０６年九州場所で新十両に昇進し、「沢井」から現在のしこ名に変更した。右四つでの速攻を武器に出世して０７年秋場所新入幕。１４年名古屋場所後に大関へ昇進し、１６年秋場所では全勝で初優勝を遂げた。三賞受賞は殊勲５回、敢闘３回、技能３回。金星１個。

【時事通信社】 〔写真説明〕豪栄道

2020年01月27日 20時35分

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