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【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦、西部ネバダ州党員集会が22日に行われる。序盤2戦で躍進したブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は、世論調査でサンダース上院議員にリードを許している。非白人が人口の多くを占める同州で支持を広げられるかどうかが今後の指名争いを占う試金石になる。ブティジェッジ氏は早くも正念場を迎えている。
ブティジェッジ氏は20日の集会で、勢いを増す急進左派サンダース氏と大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長を批判。「2人しか候補がいないのなら困ったことになる。ほとんどの米国人は、党を焼け野原にする候補にも、党を買収する候補にも賛同していない」と語り、自身への支持拡大を訴えた。
第2戦を終えた時点でブティジェッジ氏は獲得代議員数でトップに立つ。だが、その勢いは全国にはまだ広がっていない。ネバダ州での平均支持率は、サンダース氏がトップの30%で、ブティジェッジ氏は14%と、バイデン前副大統領(16%)に次ぐ3位だ。
躍進したアイオワ、ニューハンプシャー両州は、非白人が人口の1割程度なのに対し、全国的には非白人が全体の4割を占める。アフリカ系や中南米系への弱さを指摘されるブティジェッジ氏にとって、人種的少数派への支持浸透は待ったなしの課題だ。
特にネバダ州は、中南米系の人口が3割、アフリカ系とアジア系がそれぞれ1割を占める。逆にここでサンダース氏の圧勝を許せば、あと2週間を切った指名争いのヤマ場スーパーチューズデー(3月3日)に向けて弾みをつける機会は少なくなり、指名争いは厳しい展開も予想される。
【時事通信社】
〔写真説明〕ブティジェッジ前米サウスベンド市長=19日、ラスベガス(AFP時事)
2020年02月21日 15時42分
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