一般社団法人 日本電子機器補修協会
週明けの国会は2020年度予算案の衆院採決をめぐる与野党の攻防がヤマ場を迎える。新型コロナウイルスの感染拡大で日本経済への悪影響が懸念される中、与党は28日までの衆院通過を目指す。野党は検察高官の定年延長をめぐる政府の不透明な法解釈変更を疑問視。森雅子法相の不信任決議案提出も視野に追及を強める構えだ。
衆院予算委員会は25日に分科会を開催。26日には安倍晋三首相の出席を求めて集中審議を行う。予算委での審議時間は既に約68時間となり、採決の目安とされる70時間超に迫っている。
憲法の衆院優越規定により、予算案は3月2日までに衆院を通過すれば、年度内成立が確定する。参院での審議日程に余裕を持たせるため、与党は「今月いっぱいで通す」(自民党幹部)としており、27日の委員会採決を念頭に置く。
これに対し、立憲民主党など主要野党は、黒川弘務東京高検検事長の定年延長について、政府が検察人事に介入した可能性を指摘する。法務省と人事院は20日、法解釈変更の経緯を示す文書を示したが、日付の記載がなく、決裁も口頭だったことが判明。野党はむしろ疑念を深めている。
立憲の安住淳国対委員長は「特定の人間の定年延長を認めるために文書偽装や虚偽答弁をしたら、司法制度の信頼が揺らぐ」と批判。国民民主党の原口一博国対委員長は、森法相について「罷免に相当する」と断じた。
野党側はまた、首相主催「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題でも、首相答弁と会場となったホテル側の説明との食い違いを引き続き追及する方針。新型コロナウイルスの感染拡大についても、政府の対応をただす考えだ。
与党側が予算案の審議を打ち切って委員会採決を決めれば、野党側は棚橋泰文予算委員長(自民)の解任決議案提出も検討している。
【時事通信社】
2020年02月22日 14時40分
politics
裏金事件、来週にも厳正処分=デフレ脱
24年度予算が成立=112兆円、能登
「保護司」公募導入=担い手不足対策、
与野党、予算案採決で協議=裏金で開会
円安に「あらゆる手段」=介入辞さず―
自衛隊・米軍、統合運用を強化=司令部
岸田首相、西村・世耕氏を聴取=裏金事
特定利用空港・港湾に16施設=7道県
ガソリン補助、縮小せず延長へ=岸田首
24年度予算、28日成立=自・立が大
追加聴取踏まえ処分判断=裏金事件、さ
次期戦闘機の第三国輸出解禁=政府、「