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食品「十分な量ある」=買いだめ不要、呼び掛け―新型コロナ緊急事態宣言で業界団体



「食料品は十分な供給量があります」。新型コロナウイルスの感染拡大を受け7日にも発令される緊急事態宣言で、スーパーなどの業界団体は改めて、食品の買いだめなどは不要と訴えている。行列や店内の混雑は感染リスクを高めるとして、冷静な行動を呼び掛ける。

「初めて冷凍食品を買った」。安倍晋三首相が発令の方針を表明した6日夜、スーパーに駆け付けたという東京都荒川区の女性(80)は冷凍の八宝菜を手に、「食べ物が手に入らなくなるかもしれない」と話した。

杉並区のスーパーではパスタや冷凍食品など一部の食品が売り切れ、大きな袋いっぱいにカップ麺を購入した男性もいた。店員が、間隔を空けてレジに並ぶよう求める中、同区の50代の主婦は「目当ての商品が店になく、探すために買い物の頻度が増えてしまっている」と困った様子だった。

首都圏で不要不急の外出自粛要請が出された先月末、一部で買いだめの動きが見られた。全国スーパーマーケット協会によると、現状は行列や客の殺到が一部にとどまっているが、宣言後は客が急増する可能性もあるという。

担当者によると、食品の生産や物流は増えており、店頭から商品がなくなっても一時的という。「混み合うのは開店時。感染予防のために時間帯をずらし、慌てず買い物してほしい」と話した。

農林水産省はホームページ上で、米やレトルト食品など計14の業界団体が公表する食品供給状況を一覧にしている。各団体とも「在庫、供給力は十分」と説明しており、同省は消費者に落ち着いた購買を求めている。

【時事通信社】 〔写真説明〕農林水産省が食料品について落ち着いた購買行動を呼び掛けるメッセージ(同省ホームページより)

2020年04月07日 05時19分


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