後任最高裁判事にバレット氏＝保守派、トランプ氏が指名方針―米ＣＮＮ

【ワシントン時事】米ＣＮＮテレビは２５日、ギンズバーグ連邦最高裁判事の死去に伴う後任人事について、トランプ大統領が保守派のエーミー・バレット連邦高裁判事（４８）を指名する方針だと報じた。複数の共和党関係者の話として伝えた。

最高裁人事はトランプ氏が２６日午後に発表する。バレット氏は女性起用を明言するトランプ氏が推す最有力候補と目され、トランプ氏が２１日、ホワイトハウスで面会したと報じられていた。

シカゴに拠点を置く連邦高裁判事のバレット氏は、人工妊娠中絶や医療保険制度改革（オバマケア）に反対の立場で、保守派の間で人気が高いという。上院の指名承認を受ければ、９人の判事で最も若く、６人目の保守派となる。

米公共ラジオ（ＮＰＲ）によると、バレット氏はカバノー連邦最高裁判事が任命された２年前も候補者の一人だった。トランプ氏はその際、バレット氏について周囲に「（ギンズバーグ氏の後任として）取っておく」と語っていたという。

【時事通信社】 〔写真説明〕エーミー・バレット米連邦高裁判事＝撮影日時、場所不明（ＡＦＰ時事）

2020年09月26日 06時49分

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