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欧州、コロナ感染拡大で再規制=地元からは不満噴出



【パリ時事】新型コロナウイルスの感染が再び増加している欧州で、感染防止のための規制を再強化する動きが広がっている。累計感染者数が70万人を超えたスペインでは、マドリード自治州政府が首都の一部を含む移動制限の対象範囲を拡大。フランスでは南部マルセイユで飲食店の営業が禁止され、地元自治体から反発の声が上がっている。

マドリード自治州は21日、首都マドリードの一部などで移動制限を発動。通勤や通学、通院以外での居住区域外への移動を制限した。自治州政府は25日、対象地域を28日から拡大すると発表。ただ、中央政府が要請していた首都全域での制限には踏み込まなかった。

AFP通信によると、これを受けてイジャ保健相は「決意を持って行動しなければならない」と強調。自治州の対応は不十分だと指摘した。

連日1万人以上の新規感染者が報告されているフランスのパリでは28日から、午後10時以降のバーの営業が禁止される。

感染状況がより深刻な南部マルセイユでは、26日から約2週間、レストランやバーなどの飲食店が閉鎖。リュビロラ市長はツイッターで「市に相談もなかった(政府の)決定に対し、驚きと怒りを覚えている」と非難した。

これに対し、ベラン保健相はツイッターで「感染状況が悪化している中、マルセイユ市民を保護するのが目的だ」と主張。政府の決定に理解を求めた。

【時事通信社】 〔写真説明〕25日、フランス南部マルセイユで、飲食店の営業禁止措置に対し抗議の声を上げるデモ参加者(AFP時事)

2020年09月26日 15時34分


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