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【ワシントン時事】トランプ米大統領は26日、連邦最高裁判事に保守派のエイミー・バレット連邦高裁判事(48)を指名した。38日後に迫った11月の大統領選前の上院での承認を目指し、保守支持層の引き締めを狙う。民主党の大統領候補バイデン前副大統領は、選挙後に次期大統領が指名すべきだとして反発している。
今月死去したリベラル派のギンズバーグ判事の後任人事で、トランプ政権では3人目の保守派指名。承認されれば最高裁は保守派とリベラル派が6対3の構成となる。バレット氏は終身制の判事を数十年間務める可能性が高く、最高裁の保守派優位が決定的になる。
トランプ氏はホワイトハウスで指名発表を行い、バレット氏を「最も聡明(そうめい)で才能あふれる法律家の一人」と評価。この後、記者団に「承認の手続きは早く進む。選挙前に終わる」と語った。バレット氏は「この職責に対し能力を出し切ることを誓う」と表明した。
バレット氏はトランプ政権下で高裁判事に任命された。妊娠中絶に反対する敬虔(けいけん)なカトリック教徒で、宗教保守派の間で人気が高い。就任すれば女性としては史上5人目の最高裁判事となる。
一方、大統領選ではトランプ氏が郵便投票の「不正」を一方的に触れ回り、法廷闘争に持ち込む可能性を示唆している。2000年大統領選では再集計を差し止める連邦最高裁の判断が勝敗を決めた。トランプ氏が保守派指名を急いだのは、選挙後の法廷闘争を見据えた動きだという見方もある。
【時事通信社】
〔写真説明〕26日、ホワイトハウスで、米連邦最高裁判事に指名され演説するエイミー・バレット氏(AFP時事)
〔写真説明〕26日、ホワイトハウスで、トランプ米大統領(左)の拍手を受けるエイミー・バレット氏(AFP時事)
2020年09月27日 16時09分
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