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自民、改憲論議へ体制刷新=重鎮起用、進展は不透明



自民党は29日、衆院憲法審査会長に細田博之元幹事長を充てる人事を決定した。党憲法改正推進本部長に就いた衛藤征士郎元衆院副議長と合わせ、重鎮を起用した新たな体制で臨む。ただ、けん引役を担った安倍晋三前首相と、改憲を前面に掲げない菅義偉首相の温度差を指摘する声もあり、与野党の議論がどこまで進展するかは不透明だ。

佐藤勉総務会長は29日の記者会見で「首相の考えは安倍政権の踏襲が基本。改憲も同じ考えだと言っていい」と説明。その上で細田氏らの人事について「(改憲へ)まい進する意思表示だ」と強調した。

細田氏は、安倍氏の出身派閥で党内最大の細田派会長。2018年に党改憲本部長として、安倍氏肝煎りの4項目の党改憲案をまとめた。これまでは野党が「安倍改憲」への反対を鮮明にして審査会開催に抵抗してきた経緯があり、議論の環境整備が当面の課題になる。

【時事通信社】 〔写真説明〕自民党役員会に臨む菅義偉首相(中央)ら=29日午前、東京・永田町の同党本部

2020年09月29日 18時42分


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