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ANA、通期赤字5000億円規模=過去最大、コロナで低迷長期化



ANAホールディングスの2021年3月期連結純損益が5000億円規模の赤字(前期は276億円の黒字)となる見通しであることが21日、分かった。赤字額は過去最大。新型コロナウイルスの影響で国内線、国際線ともに旅客需要の低迷が続き、業績回復の見通しは立っていない。影響の長期化をにらみ、厳しいリストラ策や資本増強による財務基盤の強化が急務となっている。

同社はこれまでは業績予想を未定としていた。

20年9月中間決算は経常損益が2500億円を超える赤字の見込み。通期では5000億円超の経常損失となりそうだ。これにより、純損益も巨額赤字を余儀なくされる。需要低迷で旅客事業が大幅な赤字となる上、大型機を中心に運航機材の減損損失を計上するなど事業の見直しに伴う一時的な費用がかさむ。

新型コロナ感染対策で各国が入国制限を実施しており、国際線は運航計画本数の9割を減便している。国内線は政府の観光支援策「Go

To

トラベル」などで回復傾向にあるが、旅客数は足元でも前年の半分程度にとどまっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕羽田空港に到着した全日本空輸の旅客機=2012年8月(AFP時事)

2020年10月21日 19時20分


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