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李相花さん「奈緒はできる」=連覇懸かる小平にエール―スピードスケート女子



スピードスケート女子500メートルの世界記録保持者で、前回の2018年平昌五輪で小平奈緒(相沢病院)と金メダルを争った李相花さん(32)=韓国=がこのほど、時事通信の書面インタビューに応じ、北京五輪を控える小平に「五輪チャンピオンになった経験があるから、うまくいく。頑張って奈緒。あなたはできるよ」とエールを送った。

李さんは平昌五輪の女子500メートルで銀メダルにとどまり、自国開催の舞台を3連覇で飾れなかった。レース後、「チャレッソ(よく頑張ったね)」とのねぎらいとともに小平に抱き寄せられた。

「友情とはこういうもの。レースを離れて私たちが持ち続けたスポーツマンシップを示したと思う」と李さん。中学生の頃から親交を重ねた2人の爽やかな姿は、大会のハイライトに。日韓両国から称賛の声が相次ぎ、大きな反響を呼んだ。

李さんは19年に現役を引退した後に結婚。その際も、小平から韓国語でお祝いメッセージが届き「感動して涙をたくさん流しちゃった」。今もSNSで連絡を取り合う仲だ。

ただ、最近は「神経質になってくると思って連絡できなかった」。新型コロナウイルス禍で簡単に渡航もできない。近況は気になるが、大事な時期に余計な気を使わせたくないという思いもある。

平昌五輪後に股関節の違和感に悩まされた小平は、絶対的な強さを示せなくなった。李さんは4度目の大舞台で連覇に挑む友人を「五輪に挑戦するだけでも大きな栄誉。下り坂があるなら上り坂がある。奈緒はできる」と励ます。

北京五輪では、テレビ局の解説者として現地入りする予定だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルの小平奈緒(右)と銀メダルの李相花=2018年2月18日、韓国・江陵

2022年01月26日 18時28分


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