一般社団法人 日本電子機器補修協会
「闇バイト」と称し強盗の実行役を募るなどのツイッターの投稿に対し、警視庁が2022年に警告を出した件数は3480件で、前年比1.5倍超と急増したことが28日、分かった。同庁は高額報酬をうたって犯罪への加担を誘う投稿が増えているとみて警戒を強めている。
同庁によると、闇バイトは強盗の実行役や特殊詐欺の詐取金を受け取る「受け子」の募集、口座の売買など犯罪の温床になっているとされる。
同庁犯罪抑止対策本部は21年、闇バイトなどの犯罪行為に引き込む疑わしい投稿を発見次第、リプライ(返信)を通じて警告する取り組みを本格的に開始した。警告件数は21年に2246件だったが、22年は3480件へと急増。今年に入っても右肩上がりが続いている。
闇バイトの募集では、「必ず成功」「月100万円以上」などの勧誘文句に加え、「パチンコ」や「借金」「家出」といった検索されやすい文言が添えられることも多い。同庁幹部は「甘い言葉で、金銭的余裕のない人や若者を巧みに狙っている」と指摘する。
「闇バイト
それでもやりますか」。同庁は警告に際してリプライでこう呼び掛け、「実行犯を募集する不適切な書き込みの恐れがあります」と注意喚起。「捨て駒は逮捕されるまで使われて刑務所へ」と訴えるとともに、ツイッター社への削除要請もしている。
警告をしても再び、別の投稿がされたり、新しい別アカウントが現れたりするが、同庁幹部は「監視しているというメッセージになる。犯罪を入り口で止めるためにしつこくやり続ける」と話している。
全国で相次ぐ強盗事件を巡っては、東京都稲城市での強盗致傷事件などで逮捕された多くの容疑者が、闇バイトの勧誘に応じて強盗グループに加わったという趣旨の供述をしている。
【時事通信社】
〔写真説明〕警視庁犯罪抑止対策本部がツイッターで投稿している「闇バイト」を警告する画像(同部公式ツイッターより)
2023年01月28日 05時10分
「最近、飲み屋で知り合った」=逮捕の
脱線から19年、犠牲者追悼=JR西社
宝島さんと都内空き家で接触か=逮捕の
旅客船事業の規制厳格化=海保は救助体
追悼式で遺族ら献花=犠牲者の冥福祈る
車から宝島さん妻の免許証、血痕も=発
米グーグルに初の行政処分=ヤフー広告
海洋観測艦派遣し深海調査=ヘリ事故、
事件前、粘着テープやガソリン購入=逮
災害伝承碑「活用を」=地図記号発表か
紅麹被害、実態解明急ぐ=機能性食品、
進まぬ公費解体、復興に影=申請、いま