キーウに「大規模攻撃」=ロシアがインフラ標的に―市長



ウクライナの首都キーウのクリチコ市長は14日、SNSへの投稿で、市のほぼ全域が「敵による大規模攻撃」を受けていると明らかにした。AFP通信が報じた。救急当局によると、この攻撃で1人が死亡、少なくとも15人が負傷した。別の高官は、首都の重要なインフラ設備がロシアのドローンやミサイル攻撃の標的となったと述べた。

クリチコ氏によれば、10地区のうち8地区で建物の損壊や火災が発生したほか、キーウ国際空港近くでも被害が確認された。また、暖房設備のネットワークも破壊され、一部地域では暖が取れない状態に陥った。

一方、ウクライナ側も反撃している。ロイター通信がロシア当局の発表として報じたところによると、黒海に面するロシア南部の港湾都市ノボロシスクでは14日未明、ウクライナのドローン攻撃があり、高層住宅3棟や石油貯蔵施設が被害を受けた。

【時事通信社】

2025年11月14日 15時12分

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