米軍、イラン石油船2隻を攻撃=ホルムズ周辺で小規模衝突続く



【ワシントン、カイロ時事】米中央軍は8日、米軍が実施するイラン港湾に対する海上封鎖の突破を試みたイランの石油タンカー2隻を攻撃したと発表した。オマーン湾沿岸の港に入るのを阻止したとしている。

空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」から発艦した米軍機が2隻の煙突を攻撃したという。

原油輸送の要衝ホルムズ海峡周辺では、米国とイランの小規模な衝突が続いている。イランメディアも8日、軍情報筋の話として、米側と交戦があったと報じた。同筋は交戦後、状況は落ち着いていると説明。その上で、米軍がペルシャ湾内に入り、イラン船舶との間で問題を引き起こせば「断固たる対応」に直面すると警告した。

一方、ルビオ米国務長官は8日、訪問先のイタリアで記者団に対し、米国とイランの戦闘終結に向けた米側の提案を巡り、イランからの回答を同日中に受け取る見通しだと明らかにした。「真剣な内容であることを期待している」と語った。

ただ、イラン外務省報道官は8日、提案をまだ精査中だと述べた。イランの回答は同日中には報じられず、進展があるかは不透明だ。

バンス米副大統領は8日、ワシントンでカタールのムハンマド首相と会談した。カタールはパキスタンと連携し、水面下で米イランに停戦を働き掛けている。カタール外務省によると、両者はパキスタンの取り組みなどについて協議した。

【時事通信社】 〔写真説明〕米軍の攻撃を受けるイランの石油タンカー(8日に米中央軍が公開した動画より)

2026年05月11日 12時31分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース