中東情勢で米貿易赤字減=輸出は原油急増、対日最高―4月



【ワシントン時事】米商務省が9日発表した4月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比1.2%減の558億8100万ドル(約8兆9500億円)だった。中東からの原油の代替調達を進める日本への輸出は過去最高だった。赤字幅の縮小は3カ月ぶり。

輸入は2.0%増の3829億8200万ドル。輸出は2.6%増の3271億100万ドルで、過去最高だった。

米イスラエルの対イラン軍事作戦に伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化したため、代替供給国である米国の原油・石油製品の輸出が急増し、過去最高の黒字を記録した。

国・地域別の物品取引の赤字額では、対日赤字が1割縮小した。上位を占めたのは台湾、ベトナム、メキシコ。原油輸入を中東に頼るアジア諸国などへの輸出が増えた。対中国で赤字幅が拡大した。

【時事通信社】

2026年06月09日 22時55分

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