一般社団法人 日本電子機器補修協会

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落語の種類

江戸落語と上方落語について

近世代都市を中心に発展してきた落語には大きく江戸落語と上方落語の2つがあります。
両者では演目の内容から落ち(サゲ)、小道具、慣習などに違いがあります。
また、同名の演目で使われる物でも、舞台の地名を変たり、サゲが同じでも途中の演目を替えたりする場合があります。

江戸落語と上方落語の大まかな違いは下記の通りです。

【江戸落語】
・江戸弁
・元々は室内芸能
・怪談話などの話を聞いてもらう事に特化した題材が多い

【上方落語】
・江戸落語よりも歴史が古い
・元は「大阪落語」「京都落語」と呼ばれていましたが、昭和二十年代後半頃
 それらを統一して「上方落語」と言うようになりました
・関西弁
・元々は野外芸能
・はめものという囃子が入る(噺の途中に入れる一種の効果音)
・見台(演者が前に置く小型の机)
・小拍子(小さな拍子木)
・膝隠(膝隠しは低い衝立)
・旅ネタ
・笑わせる話しが多い
・真打ちなどの制度がない


移植された演目が多い中で、江戸落語は与太郎、上方落語には喜六という人物が多く登場し、この2人の特徴も分けられています

「与太郎」…何も考えずポーっとしている
「喜六」…欲望の塊でずる賢い

よくこの二人を比喩し「東京のバカ与太郎、大阪のアホの喜六」と言うそうです。

落語の噺の分類について

また、落語家の演ずる噺は2種類に分かれます。

・落とし噺 
噺の終わりに落ちがある

・人情噺
噺の終わりに落ちがない噺で基本的には「続き」で引っ張っていく。
怪談噺などもこれになる。

落語家という表現は厳密には 落とし噺のみを語る者ということになり、落とし噺と人情噺の両方語る場合「噺家」の呼び方が適切だと言えます。
ただし落とし噺に属する一部の噺も人情噺として捉える主張の存在もあり、現在は「落語家」で定着しています。