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CM規制、改憲論議の呼び水に=野党警戒、今国会初の憲法審



衆院憲法審査会が25日、今国会で初めて開催された。憲法改正国民投票のテレビCM規制の在り方について議論するため、5月9日に日本民間放送連盟(民放連)から意見聴取を行うことを議決した。与党は改憲論議進展の呼び水にしたい考えで、野党側は警戒している。

25日の審査会は実質的な討議を行わず、数分で終了した。この後の幹事懇談会で自民党の新藤義孝与党筆頭幹事は、5月9日の聴取に続き、商業施設などに「共通投票所」を設ける国民投票法改正案の質疑と採決を提案したが、主要野党は回答を留保した。

国民投票法は、最長180日間の運動期間のうち、投票14日前から賛否を勧誘するCMを禁止。ただ、これ以外は自由に放送できる上、CM費用の上限に関する規定もない。

これに関し、立憲民主党が規制強化を強く主張。資金力のある自民党の主張が世論に浸透しやすくなり、投票行動を左右するとの懸念からで、政党のCMを全面的に規制する独自案の策定を進める。国民民主党も既に、政党CM禁止と運動費用に5億円の上限を定める案をまとめた。

【時事通信社】 〔写真説明〕今国会で初めて開催された衆院憲法審査会=25日午前、国会内

2019年04月25日 19時17分


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