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平成株価2万2258円で幕=「バブル」に揺れた30年-3割安の戻り歩調で令和へ



平成最後の取引となった26日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比48円85銭安の2万2258円73銭と小反落した。バブル経済の絶頂期やその崩壊、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を手掛かりにした回復を経て、株価は平成初頭から3割下落した水準まで持ち直して幕を閉じた。株式相場は戻り歩調で令和にバトンを渡す。

外国為替市場での円高や改元に伴う10連休を前にした持ち高調整の売りが先行し、景気動向に敏感な素材株などが値下がりした。連休中の海外情勢の急変を警戒し、「保有株を売却して現金化する投資家が目立った」(大手証券)という。

平成最初の取引日だった1989年1月9日の日経平均は3万0678円。年末には史上最高値の3万8915円まで上昇し、平成相場は幸先の良いスタートを切った。しかし、バブル経済の崩壊や90年代後半の金融危機、08年のリーマン・ショックなどを受けて、09年3月には7054円まで下落した。

その後は金融緩和、財政政策、成長戦略の3本の矢を掲げた「アベノミクス」に後押しされ株価は反転。世界的な景気回復といった追い風にも乗り、バブル経済が崩壊過程にあった91年の水準まで値を戻して平成最後の取引を終えた。

【時事通信社】

2019年04月26日 17時04分

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