トランプ氏、無人機撃墜「容認せず」＝「イランは意図的でない」と慎重姿勢

【ワシントン時事】米国の無人偵察機がイランに撃墜された問題で、トランプ米大統領は２０日、ホワイトハウスで記者団に「米国は（イランの行動を）容認しない」と警告した。一方で「イランの将軍か誰かが誤って行ったと思う」と指摘し、慎重に対応する構えも見せた。対抗措置についても「すぐに明らかになる」と述べるにとどめた。

トランプ氏は「（撃墜が）意図的だと信じるのは難しい。無責任で愚かな人間が行った可能性がある」と語り、イラン指導部の指示なしに実行されたとの見方を示した。ホルムズ海峡付近で起きた日本などのタンカーへの攻撃でイランとの緊張が高まる中、事態がエスカレートするのを避けたい意向をにじませた。

【時事通信社】 〔写真説明〕２０日、ホワイトハウスで発言するトランプ米大統領（ＡＦＰ時事）

2019年06月21日 11時30分

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