一般社団法人 日本電子機器補修協会
第25回参院選が21日、投開票される。6年半余りに及ぶ安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に有権者の審判が下る。17日間の選挙戦は、消費税増税や年金制度、憲法改正などを争点に展開。改憲に前向きな勢力が国会発議に必要な3分の2の議席を維持できるかが焦点だ。21日深夜から22日未明にかけて大勢が判明する。
今回の参院選は、改選124議席(選挙区74、比例代表50)に対し、計370人(選挙区215人、比例代表155人)が立候補した。選挙後の定数は245。
自民、公明両党と日本維新の会で85議席を獲得すれば、非改選の「改憲勢力」と合わせて3分の2に届く。首相は非改選も含む「与党で過半数」の53議席を勝敗ラインに設定。与党は改選過半数の63議席を目標に掲げる。
選挙戦最終日の20日、各党党首らは全国各地で支持を訴えた。
首相は激戦の秋田県などを回った後、東京都内に入り、恒例となったJR秋葉原駅前で遊説を締めくくった。自身の経済政策「アベノミクス」の成果などを強調し、「この流れを絶対に変えてはならない」と政権の安定を訴えた。
公明党の山口那津男代表も都内で街頭演説を行った。「国民の声が届く政治を実現しなければならない」と語り、「生活者の党」であることをアピールした。
立憲民主党の枝野幸男代表は5都府県を行脚。都内の街頭演説では「暮らしの声に寄り添うため、力を与えてもらいたい。私たちと一緒に新しい時代を切り開こう」と呼び掛けた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は大津市で「うそをつく、ごまかす、隠す。でたらめがまかり通る政治を変えなければならない」と首相の政権運営を批判。共産党の志位和夫委員長は大阪市で、首相が2020年の実現を目指す改憲について「絶対に許さないとの審判を下そう」と聴衆に訴えた。
日本維新の会の松井一郎代表は神戸市で「緩んでいるところ、たるんでいるところに真正面からメスを入れられるのはわれわれだけだ」と強調。社民党の福島瑞穂副党首は都内で「民主主義が踏みにじられている政治を変えたい。安倍政権のやりたい放題を止めよう」と力を込めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕参院選の投開票を翌日に控え、「最後のお願い」に耳を傾ける有権者=20日午後、東京都千代田区
2019年07月20日 20時33分
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