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男系男子「こだわらぬ」8割弱=自民支持層でも7割―皇位継承に関する時事世論調査



時事通信が8~11日に実施した11月の世論調査で、皇位継承を男系男子に限る現在の制度について聞いたところ、「維持すべきだ」は18.5%にとどまり、「こだわる必要はない」が76.1%と大きく上回った。男系男子の見直しに理解を示す人が多数に上ることが示された。

政府は安定的な皇位継承に関する検討に着手する方針で、女性・女系天皇に道を開くかどうかが焦点となっている。安倍晋三首相は自身を支持する保守層に配慮し、「女性・女系」容認に慎重。ただ、今回の調査では、自民党支持層に限っても「こだわる必要はない」が71.9%を占め、「維持すべきだ」は25.7%だった。

「こだわる必要はない」と回答した人を対象に具体的にどう見直すべきか尋ねたところ、女系天皇を認めることになる「男系にこだわる必要はない」が94.6%に上った。これに対し、女性天皇は容認するものの女系天皇は認めない「男系は維持すべきだ」は4.3%だった。

◇恩赦、継続反対5割超

一方、政府が天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせ10月に実施した恩赦に関し、今後も続けることの是非を聞いたところ、「続けるべきだ」は19.2%にとどまり、「続けるべきではない」の55.6%を下回った。「どちらとも言えない・分からない」が25.2%だった。

今回の恩赦については、「評価する」の23.2%に対して「評価しない」が48.4%。「どちらとも言えない・分からない」は28.4%。

公職選挙法違反者を今回の対象に含めたことへの賛否に関しては、「賛成」16.5%、「反対」59.5%、「どちらとも言えない・分からない」24.0%となった。

調査は台風19号の影響で実施できなかった一部地域を除く全国18歳以上の男女1986人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.5%。

【時事通信社】

2019年11月15日 15時05分

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