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【ワシントン時事】米民主党のバイデン前副大統領(77)は11日、秋の大統領選でタッグを組む副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだ。ハリス氏が「将来の大統領候補」という条件を満たしたことに加え、黒人支持層の強化を狙った。
バイデン氏が女性を充てると明言した副大統領候補選びは、5月下旬に全米に広がった反人種差別デモで大きく変質し、非白人を選ぶことへの有権者の期待が高まった。
黒人は一般的に民主党支持者が多いが、トランプ大統領に敗れた4年前の大統領選は黒人の投票率が下落し、激戦州を落とした一因とも指摘される。バイデン氏は6日のインタビューで黒人が多様性に欠けるかのような失言で批判を招いており、投票率を再び上昇させられる保証はない。
10日には著名ラップミュージシャンら100人超が声明で「われわれは二つの悪のうち小さな悪を好んで選ぶようなことはしない」と述べ、大統領選での投票棄権をちらつかせて黒人女性選定へ圧力をかけていた。
黒人民主党議員を支援する政治団体「ブラックPAC」幹部はロイター通信に「今回の発表は旋風を巻き起こす」と評価。ハリス氏選定が情勢にどれだけ影響するかは不透明だが、もし白人を選んでいれば黒人の反発は必至で、少なくとも「安全な選択」(米メディア)だったと言える。
【時事通信社】
〔写真説明〕米民主党のバイデン前副大統領(右)とカマラ・ハリス上院議員(AFP時事)
2020年08月12日 20時13分
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