巨人がセ・リーグ連覇＝日本シリーズ進出決定

プロ野球のセ・リーグは３０日、優勝へのマジックナンバーを「１」としていた巨人が２年連続３８度目の優勝を果たした。１リーグ時代を含めると４７度目。昨季から３度目の指揮を執る原辰徳監督は通算１４季目で９度目の優勝。この日、東京ドームでのヤクルト戦は延長十回の末、３―３で引き分けたが、優勝が決まった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が３カ月遅れた異例のシーズンを巨人は４連勝でスタート。７月に一度だけ２位になった以外は首位を走った。９月には８年ぶりの９連勝（１分けを挟む）をマークするなど、シーズン後半は２位以下を大きく突き放した。１０月は２４～２９日に今季ワーストの５連敗を喫するなど苦しんだが、９試合を残して優勝を決めた。

今年のセはクライマックスシリーズを開催しないため、巨人は１１月２１日開幕の日本シリーズ進出が決まった。

【時事通信社】 〔写真説明〕セ・リーグ優勝を決め、手を振りながら場内を１周し歓声に応える巨人の原監督（手前）＝３０日、東京ドーム

2020年10月30日 22時06分

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