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ポンペオ米国務長官、ウイグル族迫害は「集団虐殺」=ブリンケン氏も認定に同意



【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官は19日、声明を出し、中国政府による新疆ウイグル自治区のウイグル族ら少数派の迫害について「ジェノサイド(集団虐殺)」かつ人道に対する罪だと認定したと発表した。その上で「ジェノサイドは続いていると確信している」と非難した。中国側の反発は必至だ。

バイデン次期大統領が国務長官に指名したブリンケン元国務副長官も19日の上院公聴会で、ウイグル族迫害のジェノサイド認定に同意した。ブリンケン氏は、同自治区での強制労働で作られた物品は輸入すべきでないとの認識も示した。

今回の認定によって米政府の制裁が直ちに発動されるわけではない。ただ20日に就任するバイデン氏は人権問題を重視しており、ウイグル族迫害をめぐって中国に厳しい対応を取る可能性もある。

ポンペオ氏は、中国政府が2017年3月ごろにウイグル族への抑圧を劇的に強め、以降人道に対する罪を犯していると主張。100万人以上が収容され、拷問を受けたり、強制労働させられたりしていると指摘した。

【時事通信社】 〔写真説明〕ポンペオ米国務長官=12日、ワシントン(AFP時事)

2021年01月20日 11時02分


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