米ＦＲＢ議長、金融緩和「忍耐強く」継続＝物価上昇リスク否定

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は２３日、議会上院銀行委員会で証言し、米経済が新型コロナウイルス危機から立ち直るまで「忍耐強く回復を支え続ける」と述べ、金融緩和策を長期間維持すると表明した。景気改善に伴う物価上昇リスクを否定し、量的緩和策が早期に縮小されるとの市場の懸念払拭（ふっしょく）に努めた。

議長は、コロナワクチンの普及で経済が年内に正常化するとの期待を示し、今年の成長率が６％台になる可能性に言及。３月の金融政策会合で予測を現在の４．２％から引き上げると語った。

【時事通信社】

2021年02月24日 06時47分

administration

関連記事

菅首相、感染抑止へ「重要局面」＝尾身

東京五輪、海外観客受け入れ見送り＝政

緊急事態宣言、２週間延長へ＝菅首相表

菅首相、安全なワクチン提供に全力＝接

内閣広報官に小野氏＝外務省出身、２代

復興五輪「歴史に残る大会に」＝安倍前

宣言延長「適切」＝首都圏４知事が協議

７２％が受け入れ継続＝応援職員、復興

菅首相、緊急宣言判断「時間かけず」＝

みずほ銀に報告命令＝システム障害、経

政府、緊急宣言解除へ状況見極め＝一部

苦境打開へ変革待ったなし＝百貨店再生