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人の輝き「違いあってこそ」=車いすバスケ元代表根木さん―聖火リレー



2000年シドニーパラリンピックの車いすバスケットボール男子日本代表で主将を務めた根木慎志さん(56)が12日、東京五輪の聖火ランナーとして奈良県大和高田市を走った。「自分は障害者の代表ではなく、いろんな人が走るうちの一人」と話す根木さんは、「人それぞれ、違いがあって輝いている」という思いを胸に聖火をつないだ。

高校3年生の時、交通事故で脊髄を損傷して下半身まひになった。入院中、奈良県内の車いすバスケチームの男性から「バスケせえへん?」と誘われたのが競技との出会い。車いすを力強く動かしてシュートを次々と決める選手たちの姿に魅せられ、「この人たちすごい。自分も挑戦したい」と思い立った。

36歳でシドニー大会に出場するまで、代表選考で3度落ちた。「これ以上できへん」と臨んだ1996年アトランタ大会の代表から漏れた時は、落胆のため日課だった練習をしばらくやめた。それでも、同大会の開会式で行進する選手らの姿を偶然テレビで見て、「このままで終わらしたらあかん」と再起を決意。4年後に悲願を果たした。競技を始めて約16年、「夢、かなうんだな」と実感した。

東京パラリンピックには、選手村の副村長として運営に携わる。20歳の頃から全国の学校で講演活動を続け、訪問先は3600校以上。「無理だと諦めそうなことも努力や工夫で実現できる」。これからも多くの人に自分の思いを伝えたいと思っている。

地元の街を笑顔で走り抜けた根木さんは「住み慣れた街の景色だけど、きょうは全く違う素晴らしいものに見えた」と振り返った。開幕を約100日後に控えた東京五輪に、「みんなの夢や希望になる大会になれば」と期待した。

【時事通信社】 〔写真説明〕聖火ランナーを務めるパラリンピック車いすバスケットボール男子の元日本代表、根木慎志さん=12日、奈良県大和高田市(代表撮影) 〔写真説明〕車いすバスケットボール男子日本代表の主将としてシドニーパラリンピックに出場した根木慎志さん=2000年10月(本人提供)

2021年04月12日 15時38分


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