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22年上期経常黒字3.5兆円=資源高で6割減、8年ぶり低水準―財務省



財務省が8日発表した2022年上半期(1~6月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は前年同期比63.1%減の3兆5057億円の黒字だった。上半期の経常黒字額としては14年以来、8年ぶりの低水準。ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油価格の高騰や円安の進行を受け、貿易収支が赤字となったことが響いた。

経常黒字の減少額は6兆21億円で、半期ベースではリーマン・ショックの影響があった08年下半期に次ぐ大きさだった。

貿易収支は5兆6688億円の赤字。輸入額は40.8%増の52兆767億円、輸出額は18.2%増の46兆4079億円と比較可能な1996年以降、それぞれ過去最大を更新した。原油や石炭の輸入額が大幅に膨らんだ。鉄鋼や電子部品などの輸出額も増えたものの、輸入額の伸びには追い付かなかった。

海外から受け取る配当金の収入などを示す第1次所得収支は22.4%増の12兆8728億円の黒字。比較可能な85年以降、半期として過去最大となった。円安で海外子会社から受け取る配当が増えた。

同時に発表された6月の経常収支は1324億円の赤字。赤字は5カ月ぶりで、貿易収支の悪化が主因だった。

【時事通信社】 〔写真説明〕財務省の看板

2022年08月08日 11時55分


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