一般社団法人 日本電子機器補修協会
野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で日本代表「侍ジャパン」が22日(日本時間)、米国を破り3回目の優勝を飾った。ユニホームなど関連商品に2017年の前回大会の3倍の注文が殺到するなど商戦は盛り上がりを見せている。優勝時の経済効果を約600億円とする試算があり、プロ野球開幕も控え関連商戦が拡大しそうだ。
関西大学の宮本勝浩名誉教授は、WBCで日本が優勝した場合の国内での経済効果を約596億4847万円と試算。その根拠として「前回不出場の大谷翔平選手ら実力のある人気選手が出場する」ことなどを挙げていた。
日本代表に公式ユニホームなどを提供しているミズノは関連商品の販売が好調だ。これまでに前回大会に比べおよそ3倍の注文があったという。2月の予約販売開始時には大谷選手のユニホームなど人気商品は数時間で完売し、現在は受注生産を行っている。同社は「時間はかかるが、確実に届けられる」と話しており、優勝を追い風に受注が拡大しそうだ。
日本代表の間では、得点や好プレーをした際などにこしょうひきを両手で絞る動きをまねて喜びを表す「ペッパーミルパフォーマンス」が流行。雑貨小売りのハンズ(東京)では、日本代表初戦翌日の10日から21日までの間、直前に比べてペッパーミル全体の売り上げが約2.1倍に増加した。
国内の大手旅行会社では、WBCの影響でメジャーリーグ観戦ツアーも好調な売れ行きだという。担当者は「海外旅行全体の盛り上がりにもつながってほしい」と話す。
筋肉痛などの治療に使う「バンテリンコーワ」のCMに大谷選手を起用し、「侍ジャパン」のオフィシャルパートナーも務めた興和(名古屋市)は「取引先から多くの反響があり、ブランドの認知向上につながった」と喜んだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBC大谷翔平選手のレプリカユニホーム(ミズノ提供)
2023年03月22日 19時55分
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