ソフトバンクの和田「やり残したことない」=最後の「松坂世代」が引退―プロ野球



今季限りでの現役引退を発表したソフトバンクの和田毅投手(43)が5日、みずほペイペイドーム福岡で記者会見に臨み、22年間のプロ野球人生を「全てが思い出。やり残したことはない」と感慨深げに振り返った。

日本のプロ野球で、1980年度生まれの「松坂世代」では最後の現役選手となっていた。「(松坂さんは)常に僕らの太陽だった。ついに終わってしまう」と実感を込めた。

島根・浜田高から早大を経て、ドラフト自由枠で2003年にダイエー(現ソフトバンク)に入団。米大リーグにも挑戦し、先発で長く活躍した。今季は2勝を挙げ、自らが持つ球団の最年長勝利記録を更新したが、度重なるけがにも苦しんだ。「徐々に、選手としての役割を終える年なんだと感じるようになった」と決断の理由を語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕今季限りでの現役引退を発表し、記者会見するソフトバンクの和田毅投手=5日午後、福岡市中央区 〔写真説明〕今季限りでの現役引退を発表し、記者会見後に記念撮影するソフトバンクの和田毅投手(後列左から4人目)=5日午後、福岡市中央区 〔写真説明〕今季限りでの現役引退を発表し、周東佑京(左)から花束を手渡されたソフトバンクの和田毅投手=5日午後、福岡市中央区

2024年11月05日 20時35分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース