トランプ氏との対話で緊張緩和=「知的、聡明な人物」―プーチン氏



ロシアのプーチン大統領は28日、トランプ次期米大統領との対話を通じ、ウクライナを巡る西側諸国との緊張緩和に期待を示した。訪問先のカザフスタンで自国メディアの質問に答えた。バイデン米政権はウクライナに対し、供与した長距離地対地ミサイル「ATACMS」によるロシア本土攻撃を容認。プーチン政権は核ドクトリンを改定し、軍事支援する国に反撃を示唆していた。

プーチン氏は、バイデン大統領が退任前につくり出した困難な状況は「抜け出すのが簡単だ」と指摘。トランプ氏が就任すれば、敵対的な前政権とは異なり、「対話しよう」と持ち掛けてくれると主張した。トランプ氏を「知的で経験豊富」「聡明(そうめい)な人物」と表現し、解決策を見いだしてくれると持ち上げた。

【時事通信社】 〔写真説明〕28日、カザフスタンの首都アスタナでロシアのメディアと会見するプーチン大統領(AFP時事)

2024年11月29日 18時03分


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