利下げペース鈍化示唆=金利「中立水準近づく」―米FRB副議長



【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は7日、ドイツ・フランクフルトで講演し、FRBの政策金利が景気を抑制も刺激もしない中立水準に近づいたと述べ、金融緩和を「ゆっくり進めることが理にかなっている」との見解を明らかにした。利下げのペース鈍化を支持する可能性を示唆した。

ジェファーソン氏は、FRBが先週、2会合連続で0.25%の利下げを決定したことに関し、雇用下振れリスクの増大を踏まえれば「妥当だった」と強調。年3.75~4.00%の現行政策金利は「依然として幾分抑制的だが、中立水準に近づいた」と分析した。

〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長(AFP時事)

2025年11月07日 22時20分


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