米ＧＭ工場で全面スト＝労使協議決裂で１２年ぶり

【ニューヨーク時事】全米自動車労組（ＵＡＷ）は１６日、自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の工場従業員が全面ストに入ったと発表した。ＧＭでのストは２００７年以来１２年ぶり。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ＧＭの３１工場に勤務する約４万６０００人が対象。ＵＡＷとＧＭは４年に１度の労働協約の改定に向けて協議してきたが、賃金や医療費負担の水準、休止工場の取り扱いなどをめぐって折り合えなかった。双方はスト入り後も交渉を続ける。

トランプ大統領は１５日、ツイッターに「協力してディール（取引）を！」と投稿し、労使双方に合意を促した。

〔写真説明〕米ミシガン州のＧＭ工場で働く従業員＝６月１２日（ＡＦＰ時事）

2019年09月16日 14時52分

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