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黒人風髪形の白人モデル「不適切」=コムデギャルソンに批判



【ロンドン時事】日本のファッションブランド「コムデギャルソン」が、黒人の間で一般的な編み上げの髪形のかつらを白人モデルに着用させたことが「文化的に不適切だ」と批判を浴びている。ファッション業界では近年、同様に批判される事例が相次いでいる。

コムデギャルソンは日本人の著名デザイナー川久保玲氏が立ち上げ、世界的に人気を集めるブランド。17日にパリで2020年、21年秋冬のメンズコレクションを発表し、トウモロコシのように編み上げた「コーンロウ」と呼ばれる髪形のかつらを白人モデルに着用させた。

これに対し、ファッション誌「ヴォーグ」はかつらを「奇妙」と指摘。インスタグラムの業界批評アカウント「ダイエットプラダ」は「白人モデルに編み上げの髪形をさせた決定には確かに問題がある」と批判した。

この髪形を手掛けたヘア・アーティストのジュリアン・ディス氏は自らのインスタグラムで「誰かを傷つけたり怒らせたりする意図は全くなかった。そうしたのなら深くおわびする」と謝罪。髪形は「エジプトの王子」から着想を得たものだったと釈明した。

業界では昨年、高級ブランド「グッチ」の黒いセーターのデザインが黒人差別だと批判されたほか、「ドルチェ&ガッバーナ」も宣伝動画が中国文化の侮辱だと非難された。

〔写真説明〕17日、パリでのファッションショーに出演したコムデギャルソンのモデル(AFP時事)

2020年01月21日 08時01分


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