加中銀、０．５％緊急利下げ＝新型コロナ対策、今月３回目

【ニューヨーク時事】カナダ銀行（中央銀行）は２７日、緊急の政策決定会合を開き、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を０．５０％引き下げ、０．２５％とした。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への悪影響を和らげるため、１３日に続く緊急利下げに踏み切った。同中銀による利下げは今月３回目。

カナダ中銀は声明で「新型コロナの感染拡大は世界的な原油価格の急落とともに、カナダ国民と経済に深刻な影響をもたらしている」と指摘。利下げによって「金融システムを支援し、経済の正常化への基盤を築く」と強調した。

2020年03月27日 23時09分

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