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中条あやみ「Sっ気ある天真らんまんな女の子」 NHKドラマで主演、閻魔大王の娘役



閻魔(えんま)大王の娘にして、死者を天国と地獄のどちらに送るかを決める裁判官。女優でモデルの中条あやみが、31日スタートの連続ドラマ「閻魔堂沙羅(えんまどうさら)の推理奇譚(きたん)」(NHK総合で土曜午後11時30分から、全8回)で演じる閻魔堂沙羅の役どころだ。

沙羅は閻魔堂で、誰かに殺され、生き返りたいとすがる亡者に、「自分の死の真相を突き止めるのが条件です」と言い放つ。亡者たちは生き返るために推理し、人生を振り返る。そして、死の真相にたどり着き、自分が懸命には生きていなかったことを思い知る。

沙羅は人間の愚かさ、はかなさを熟知した役柄。オムニバス形式で、ファンタジー要素の強いミステリードラマだが、中条は「『人間とは』を考えさせられるとても深いお話。沙羅という、Sっ気のある天真らんまんな女の子を演じさせていただきました」と語る。

ドラマについては、「人間界でのヒューマンドラマが面白い。自分も悔いなく、今の人生をしっかり楽しみながら、まっとうに人として生きていきたいと思えるストーリー。衣装やメイクも豪華で、ロケ場所にもこだわっている」とコメント。「今までとは違う中条あやみ、沙羅を見てほしい」とアピールする。

毎回異なる個性的なファッションは、妖しくも美しく、「テンションが上がり、役に入るための武器になった」という。クランクインした大阪市の公園は、子供の頃、よく遊びに来た場所だったそうで、「全身真っ白なインパクトのある衣装で、どぎついメイク。知り合いに会わないかとドキドキしながら撮影するのも楽しかったし、懐かしかった」と喜んでいた。 〔写真説明〕閻魔大王の娘を演じる中条あやみ(NHK提供)

2020年10月26日 18時32分


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