新型肺炎「建国以来の非常事態」＝武漢封鎖、習氏が指示―中国高官

【北京時事】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎対策のため共産党中央から派遣された指導チームの丁向陽国務院副秘書長は２０日、同市で記者会見し、現状について「中国建国以来の非常事態の戦役だ」と述べた。丁氏は「習近平総書記（国家主席）が自ら指導し、何度も重要な指示を出してきた」と強調した。

１月２３日に武漢で実施された交通封鎖について、丁氏は、現地入りした孫春蘭副首相が習氏の意向を受けて指揮したと説明した。「初動の遅れ」が批判される中、習氏が重要局面で主体的に判断を下していたとアピールした形だ。

2020年02月20日 20時37分

international

関連記事

米国務長官が中国訪問＝対話継続、関係

米、週内に支援再開＝上院もウクライナ

日米同盟の重要性揺るがず＝返り咲き備

ロシア国防次官を拘束＝収賄容疑、ウク

習政権、海軍力増強＝創設７５年で発展

ハマス要員５０００人残存か＝ガザ休戦

米国務長官、２４日訪中＝習政権は台湾

トランプ氏公判で冒頭陳述＝米大統領経

南部の病院で２８０人超の遺体発見＝ラ

対ハマス「近く軍事圧力強化」＝イスラ

イスラエル、イランに明確なメッセージ

「第２次トランプ政権も日本重視」＝ア