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プーチン政権「理論家」退任=強権体制確立で役割―ロシア



【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領が強権的な体制を確立する過程で、政権の「理論家」として大きな役割を果たし、近年はロシアの強硬な対ウクライナ政策を仕切っていたスルコフ大統領補佐官(55)の退任が18日に発表された。プーチン政権を裏から支えた補佐官の退任はロシアメディアの関心を集めた。

スルコフ氏はプーチン大統領の1~2期目に大統領府副長官を務め、ロシアは欧米とは一線を画した独自の民主主義を発展させるべきだと訴えた「主権民主主義」を唱えた。プーチン氏側近としてメディア統制や議会・野党の弱体化などを裏で取り仕切ったとされ、「灰色の枢機卿」とも呼ばれた。

その後副首相を経て2013年に大統領補佐官に就任。14年にウクライナ危機が起きてからは、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力にさまざまな助言を与え、情勢不安定化のために暗躍したとされる。

〔写真説明〕ロシアのスルコフ副首相(左)とプーチン首相(いずれも当時)=2012年2月、中部クルガン(AFP時事)

2020年02月21日 14時53分


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