１０００人超を拘束＝３日連続反政権デモ―ベラルーシ

【モスクワ時事】旧ソ連構成国ベラルーシの内務省は１２日、治安部隊が１１日夜から１２日未明にかけ反政権デモの参加者１０００人以上を首都ミンスクなどで拘束したと発表した。

ベラルーシではルカシェンコ大統領が９日の大統領選で６選を決めたことに反発する市民が３日連続で反政権デモを実行。治安部隊は閃光（せんこう）弾やゴム弾を使って鎮圧を図り、負傷者が多数出ている。９日以降の拘束者数は６０００人を超えた。

内務省は西部の都市ブレストで市民側が警告射撃を無視したため、治安部隊が火器を使用したことも明らかにした。市民１人が負傷したという。

2020年08月12日 22時19分

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