ジュリアーニ氏の弁護士資格停止＝大統領選めぐり「虚偽発言」―ＮＹ州

【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州の裁判所は２４日、トランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長について、州の弁護士資格を一時停止すると決定した。ジュリアーニ氏は昨年の大統領選で大規模不正があったなどと主張し、州の弁護士懲戒委員会が資格停止を申し立てていた。

ジュリアーニ氏やトランプ氏陣営は、大統領選で大規模不正があったと訴え法廷闘争を展開。裁判所はジュリアーニ氏に関し、法廷や議員、国民に対し「明らかに虚偽かつ誤解を招きかねない発言」を行ったと認定。「公益に対する差し迫った脅威」と指摘した。資格停止は懲戒委員会による懲戒手続きが終わるまでとしている。

〔写真説明〕２４日、ニューヨーク市の自宅を出るジュリアーニ元ニューヨーク市長（ＥＰＡ時事）

2021年06月25日 08時32分

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