一般社団法人 日本電子機器補修協会
【ベルリン時事】任期満了に伴うドイツ連邦議会(下院)選挙の投票が26日、行われた。4期16年間国政をかじ取りし、今期で引退するメルケル首相の後継を決める選挙。公共放送ZDFの出口調査によると、中道左派の社民党と、メルケル氏が所属する中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の二大政党が接戦を展開。両党とも単独過半数に届かず、連立交渉で多数派形成に成功した政党が首相の座を獲得する見通しとなった。
出口調査での得票率は、社民党が26%で首位、CDU・CSUが24%で続いた。3位は緑の党で14.5%。社民党とCDU・CSUは2013年以来大連立を組んできたが、選挙後はたもとを分かつ可能性が高い。第2党として影が薄かった社民党主導の政権が誕生すれば、格差是正を重視した税制導入など左傾化が進む公算が大きい。CDU・CSUが勝利すれば、保守中道路線の継続を目指すことになる。
〔写真説明〕25日、ドイツ西部アーヘンで、支持者に手を振るメルケル首相(左)とキリスト教民主同盟(CDU)のラシェット党首(AFP時事)
〔写真説明〕24日、ドイツ西部ケルンで、支持者に手を振る社民党の首相候補、ショルツ副首相兼財務相(中央)(AFP時事)
〔写真説明〕26日、ドイツ西部アーヘンで、夫人と共に投票する中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の首相候補ラシェットCDU党首(左)(EPA時事)
〔写真説明〕26日、ドイツ東部ポツダムで、夫と共に投票する緑の党のベーアボック首相候補(左)(AFP時事)
2021年09月27日 01時31分
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