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独総選挙、社民が第1党=連立交渉で政権決定へ―メルケル与党と僅差



【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)選挙は26日、投開票され、中道左派・社民党が、メルケル首相が所属する中道右派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を上回り第1党となった。ただ、その差はわずかで、二大政党である両党のうちどちらが新政権を主導するかは、今後の連立交渉に託された。両党ともクリスマス前の決着を目指すが、連立候補の各党との政策の隔たりは大きく、見通しは混沌(こんとん)としている。

暫定開票結果によると、比例の得票率は社民党が25.7%と2017年の前回総選挙から5ポイント超上昇。CDU・CSUは24.1%で、西ドイツで初めて総選挙が行われた1949年以来の低水準に沈んだ。緑の党は14.8%を獲得し第3党となった。

社民党首相候補のショルツ副首相兼財務相は、「われわれは勝利した」と宣言。しかしCDU・CSU候補のラシェットCDU党首も、多数派形成から政権獲得に向けて連立交渉を進める姿勢を示した。

〔写真説明〕26日、独ベルリンで支持者に向けて手を振る社民党首相候補のシュルツ副首相兼財務相(AFP時事) 〔写真説明〕26日、ベルリンで演説するキリスト教民主同盟(CDU)のラシェット党首(AFP時事)

2021年09月27日 12時33分


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