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英王室批判の司会者降板=先住民巡り分断露呈―豪



【シドニー時事】オーストラリア先住民のジャーナリスト、スタン・グラント氏(59)が英国王戴冠式に絡んで王室批判を展開して激しい反発や中傷を浴び、司会を務めていた豪公共放送ABCの番組から降板を余儀なくされた。英国の植民地支配で迫害を受けた先住民と、親王室の保守層との間になお深い溝があるという豪社会の分断が露呈した形だ。

グラント氏は米CNNなどにも在籍した著名ジャーナリストで、昨年、ABC討論番組「QandA」の司会者に起用された。チャールズ英国王戴冠式が行われた今月6日には、ABCの特別番組に出演。かつて入植した英国人に多くの先住民が虐殺された歴史に触れ、「英国の王冠は侵略の象徴」と主張した。

これに対し、保守層や一部メディアから「一方的な主張」「式典にそぐわない」といった批判が噴出した。SNS上では、グラント氏に対する人種差別的な中傷や、本人と家族に危害を加えると予告する脅迫が行われる事態に発展した。

騒ぎが大きくなったことやABCに擁護してもらえなかったことから、グラント氏は降板を決断。22日の最後の出演では「この国の優しさを表す愛や言葉がメディアからなくなっていることを恐れる」と無念さをにじませた。警察はグラント氏への脅迫容疑で41歳の男を逮捕・訴追し、事態収拾へ動いた。

〔写真説明〕22日、オーストラリア公共放送ABCの討論番組「QandA」で、降板のあいさつをするスタン・グラント氏(同番組のツイッターより)

2023年05月27日 06時42分


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