AUKUS協力「検討に時間」=NZ外相



【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相は1日、首都ウェリントンで講演し、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の柱の一つである先端技術協力への参加について、「受益と負担を慎重に見極める必要があり、検討に時間がかかる。まだ決定には程遠い」と述べた。

昨年11月に発足した保守連立政権のピーターズ氏は、AUKUSとの協力が労働党政権時代から検討されてきた案件のため、超党派の支持の下で取り組むべきだと主張。「いかなる政権であれ、同志国との先端技術協力が国益となるかを考えないことは無責任だ」と語った。

〔写真説明〕ニュージーランドのピーターズ外相=2月1日、豪メルボルン(EPA時事)

2024年05月02日 12時21分


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