【パリ時事】2019年の大規模火災で被害を受けたフランス・パリ中心部の観光名所、ノートルダム大聖堂の修復された内部が29日、来月上旬の再開に先立ち公開された。マクロン大統領らによる視察の様子がテレビ中継された。
マクロン氏はイダルゴ・パリ市長らと大聖堂を訪問。再建された丸天井など「以前にも増して美しくなった」(パリジャン紙)建物について、関係者から被災直後の写真を交えて説明を受けた。
その後、修復に携わった大勢の招待客を前に「あなた方は(火災後の)炭を芸術に変えた」と演説し、苦労をねぎらった。
〔写真説明〕29日、修復されたパリ中心部の観光名所、ノートルダム大聖堂の内部(AFP時事)
〔写真説明〕29日、パリのノートルダム大聖堂を視察し、演説するフランスのマクロン大統領(EPA時事)
2024年12月02日 12時40分