中国代表部職員3人を追放=リトアニア



【ベルリン時事】リトアニア外務省は29日、中国代表事務所の職員3人が外交官の地位などを定めたウィーン条約や国内法に違反したとして、国外追放処分にしたと発表した。詳しい事情は明らかにしていない。

リトアニアはこのところ対中強硬姿勢を取り、台湾との関係を重視している。今月欧州を歴訪した台湾の林佳竜外交部長(外相)は、リトアニアも訪問していた。

同国では2021年に台湾の大使館に相当する「台湾代表処」の開設に際し、「台湾」の名称使用を認めた。中国がこれに猛反発してリトアニアとの外交関係を格下げするなど、両国関係が冷え込んでいる。

2024年12月02日 12時40分

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