爆弾ドローン「ロシアに責任」=領事館閉鎖、対立激化へ―ドイツ



【ベルリン時事】ドイツのドブリント内相は1日、8月上旬に同国東部ライプチヒ郊外の空港で爆発物を取り付けたドローンが見つかった事件について、「ロシアに責任がある」と発表した。これを受けて、独政府は西部ボンのロシア総領事館とベルリンの文化施設の閉鎖を決めた。

ドブリント氏は、使用されたドローンや爆発物など手口の特徴を基に結論付けた。ロシア当局の指示を受けた工作員が実行した可能性があるとの見方を示した。ロシアは「でっち上げだ」(ザハロワ外務省情報局長)と反発し、報復措置を示唆。両国間の対立が一段と激化しそうだ。

空港では8月4日夜、駐機していたウクライナ貨物機の近くで、高性能な爆発物を積んだドローンが見つかっていた。

欧州各国では海底ケーブルの断裂や小包の発火など、非軍事的な手段を織り交ぜた「ハイブリッド攻撃」が多発している。欧州のウクライナ支援の機運をそぐことを狙ったロシアが仕掛けたとみられている。

欧州首脳は9月1日、一斉にドイツに連帯を示し、ロシアを非難した。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長はX(旧ツイッター)で「ロシアは社会に不信感と恐怖を植え付けようとしているが、失敗に終わる」と指摘。バーナム英首相は「われわれの結束とウクライナを支える意思を弱めようとしても無駄だ」との声明を発表した。

〔写真説明〕ドイツ東部ライプチヒ郊外のライプチヒ・ハレ空港に駐機するウクライナの「アントノフ」貨物機=8月6日(EPA時事)

2026年09月02日 14時32分


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