核査察と引き換えの制裁緩和打診か=米報道、イランは否定



【カイロ時事】米ブルームバーグ通信は1日、イランのアラグチ外相が欧州や中東の外交関係者との非公開会合で、対イラン制裁の緩和を条件に、昨年米国の攻撃を受けた核施設に国際原子力機関(IAEA)の査察官を受け入れる用意があると述べたと報じた。行き詰まっている米イランの交渉を打開するため、譲歩を提案した可能性がある。

会合は、アラグチ氏が国連総会出席のため滞在していたニューヨークで行われた。同氏は2015年の核合意で停止し、昨年復活した対イラン国連制裁を再度停止するよう求めたという。同通信は、イランの「経済的苦境の深刻さ」を示しているとの外交筋の話を伝えた。

イラン国営通信はブルームバーグ報道を「全くの虚偽」と否定。「仲介国を通じた協議では、核問題について一切議論していない」と主張した。

〔写真説明〕米ニューヨークの国連本部に入るイランのアラグチ外相=9月22日(AFP時事)

2026年10月02日 18時05分


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