
【ソウル時事】北朝鮮の金与正朝鮮労働党総務部長は2日、南北軍事境界線付近での爆発は北朝鮮軍が埋めた地雷が原因だと韓国軍が断定したことを受け、「とんでもない結論だ」と反発した。韓国の「自作の茶番劇」だとして、改めて関与を否定した。朝鮮中央通信が談話を伝えた。
爆発は9月21日に発生し、韓国軍の兵士3人が負傷。韓国軍は同30日、「北朝鮮軍の地雷により深刻な傷を負った」と指摘し、北朝鮮に謝罪を求めていた。
北朝鮮は2024年以降、韓国との境界近くに地雷を埋めるなど「要塞(ようさい)化」を進めている。与正氏は「韓国と向き合うことがなくなるよう、永遠に門を閉ざすことが目的だ」と主張した。
韓国の李在明大統領が1日の演説で南北の緊張緩和に言及したことについて、与正氏は「茶番劇のクライマックスだ」と嘲笑。「世の中を混乱させておきながら、正義の主人公を演じようという思惑のようだ」と非難した。
〔写真説明〕北朝鮮の金与正朝鮮労働党総務部長=2019年3月、ベトナム・ハノイ(AFP時事)
2026年10月02日 19時23分