
高市早苗首相は7日の衆院予算委員会で、同日未明に答弁準備のための勉強会を首相公邸で行ったことについて、「答弁書を一読もせずに委員会に臨むわけにもいかず、答弁書が出来上がる午前3時に公邸に行った」と釈明した。「秘書官、SP(警護員)さんとドライバーの方にはご迷惑をかけた」と語った。
立憲民主党の黒岩宇洋氏は質疑で「首相の行動は多くの方に大きな影響を与えた」と述べ、不適切との認識を示した。首相はこれに対し、居住する議員宿舎のファクスは「だいたい10枚ぐらいで紙が詰まる」と説明。「(宿舎で大量の)答弁書を受け取るすべがなかった」と明らかにした。
〔写真説明〕衆院予算委員会で答弁する高市早苗首相=7日午後、国会内
2025年11月07日 19時02分