
日本維新の会の藤田文武共同代表は8日の朝日放送番組で、衆院議員定数の削減など自民党との連立政権合意を野党が阻んだ場合、衆院解散も選択肢だとの認識を示した。「われわれが約束し、正しいと思うことが理不尽につぶされるなら解散すればいい」と語った。
維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は同日の読売テレビ番組で、今国会で定数削減の法案提出に至らなかった場合、「(自民との)信頼関係が崩れる」と指摘した。慎重論がくすぶる自民をけん制した形だ。
〔写真説明〕日本維新の会の藤田文武共同代表=4日、国会内
2025年11月10日 21時46分