両陛下、三重入り=鳥羽水族館を視察



天皇、皇后両陛下は8日、第44回全国豊かな海づくり大会出席などのため、新幹線と近鉄線で三重県入りされた。

この日は鳥羽水族館(鳥羽市)を視察し、開館70年を迎えた同館の生物多様性を守る取り組みについて担当者から説明を受けた。水槽のガラスに張り付いたイカを、ラッコがジャンプして捕る「イカミミジャンプ」に笑顔で拍手を送り、天皇陛下は「ラッコは目はいいんですか」と尋ねていた。皇后さまはジュゴンを眺め「名残惜しい」と話していた。

9日は志摩市で海づくり大会の式典に出席。南伊勢町で県立水産高校の実習船「しろちどり」を視察し、放流行事に臨む。夜に帰京する。

〔写真説明〕鳥羽水族館を訪れ、ラッコを視察される天皇、皇后両陛下=8日午後、三重県鳥羽市(代表撮影) 〔写真説明〕近鉄鳥羽駅前で、集まった市民らに手を振られる天皇、皇后両陛下=8日午後、三重県鳥羽市(代表撮影)

2025年11月08日 18時49分


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